#11|AIを「文章生成アプリ」という認識では、何も変わらない!
多くの現場では、ChatGPT や Gemini は「文章生成・要約のツール」という理解で止まっている。
しかし、その認識のままでは、AIがもたらす真の変革を掴み損ねます。
統合型AIはすでに、企業活動のあらゆる業務レイヤーを担える段階に入っています。
Beyond Text Generation
画像生成(DALL·E)、コード生成・修正、プロトタイプ生成、マルチモーダル入力。
これらはすでに、同一のAI基盤上で統合されています。
重要なのは、これらの機能がIT部門のツールに留まらず、
経営戦略、新規事業計画、財務、マーケティング、人事に至るまで、
企業活動の全域に関与できるようになったという事実です。
業務横断の設計議論の欠如
「どの業務をAIに任せ、人は何を担うのか。セキュリティをどう設計するか」。
この業務横断の議論まで進めている現場は、まだ驚くほど少ないのが現状です。
AIの「バージョン選定」という戦略的判断
GPT-4 Turbo や Gemini 1.5 Pro といった API前提のモデルは、
速度やコスト、スケーラビリティには優れますが、高度な推論や複数業務を横断した判断には不向きなケースもあります。
業務全体を俯瞰し、設計・判断・調整までを担わせるには、
モデル選定そのものが業務設計上の重要な判断事項となります。
0からの再検討へ
AIによって業務効率は向上しますが、それは人が不要になることではありません。
AIに業務を任せることで、人は、これまで手が回らなかった新たな役割を担うことが求められています。
「AIで何ができるか」ではなく、AIを前提に業務と役割をどう再設計するか。
AIを活用して、0から何を作るかを再検討する時代に入っています。